=今日のお題=
任天堂は「ニンテンドー3DS」向けに課金システムに対応するソフトを2012年に発売する予定。
ゲーム用の追加コンテンツを後からネットから取り込めるようにする。例えばレースゲームで走るコースを増やすことなどができる。
一本のソフトでより長く楽しめるようになり、顧客の囲い込みを期待する。
→課金システム対応のゲームソフト市場に参入するに当たって、勝ち目はあるのか?
–Think!–
⇒ただモデルをまねするだけではイマイチな結果に。任天堂だからこそ、専用ゲーム機だからこそ出せる価値が必要。
記事を読むと、昨日書いた記事同様、グリーやモバゲーなどの交流サイト(SNS)のゲームを強く意識していることが伺えた。課金することでゲーム内容を増やせるモデルに魅力を感じるとあったが、魅力はあれど、やっていることはグリーやモバゲーと同じである。そういう意味で、後発組の任天堂はどこまで勝負できるのか疑問が残る。任天堂だからこそ、又は専用ゲーム機だからこそ出せる価値というのがなければ、新たに任天堂を選ぶ消費者は少ないのではと思う。
昨日のブログで書いたように、「ならではの価値」がないまま、ソフト頼りの競争をしていては、苦しい状況が続いていくだろう。