未来予測が正確にできる研究結果はどのように生まれるか?

日経新聞2011年10月30日

=今日のお題=
大きな地震が起こる数日~数時間前になると、上空の電離層に異常が生じるという現象への関心が高まっている。
メカニズムは解明されていないが、地震の数日~数時間前になると、震央の上空の電子の量が以上に増えていたという観測結果が多数報告されている。
地震予知の手段としても注目されつつある。

→未来予測が正確にできる研究結果はどのように生まれるか?

–Think!–

⇒非常識な考え方をも前提に含んで行われる細々とした研究のなかに真実をついたものがあり、最初は否定されていても時間がたつにつれて事実(歴史)によって証明されて受け入れられていく。

自信を予知するための研究は多数行われている。地震研究に限らず、取得した研究データが思いこみや単純ミスなどによってまったく無関係なデータを取り込んでしまいそのデータをもとに理論を形作ってしまうという心配がある。
自信に関して言えば、東日本大震災は人工地震兵器によるものという声もあり、話を聞いてみるとそれなりに論理が通っているし、「自然な地震としてはおかしい」のは明らかである。
これは一例にすぎないが、情報の取捨選択をどうするかは、研究グループの考え方次第だろう。ただ、研究グループによって研究の前提が違いからこそ、主張される理論にも違いがあり、予知の的中率も差が出てくるのだと思う。
なかには細々と行われている研究であっても異常なほどの未来予測ができるものもある。
大組織の力等の理由で、研究結果がどれだけ早く広まるかに違いがあれど、時間がたてばいづれ正確な情報だけが残っていくと思う。

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