ジョージア-ボス競争から学ぶ、仕事に対する柔軟な姿勢について

コーヒー戦争、苦肉のPB コカ・コーラとセブン組む
引用:日本経済新聞

コカ・コーラと言えば、世界一の巨大飲料メーカーであることは誰もが知っています。

その日本コカコーラは今まで、小売専用に商品を作って自社商品ブランドとして売ることはありましたが、自社商品に対して小売側のブランドを付けて売ることはしませんでした。なぜなら、自社の高いブランドイメージを他社によって下げられたくなかったからです。

しかし今回日本コカコーラは、セブン&アイと缶コーヒーを共同企画し、コカコーラ主力ブランドである「ジョージア」ロゴとセブン&アイの「セブンプレミアム」ロゴを同居させた商品を発売することになりました。

日本コカコーラが姿勢を変えた背景にあるもの

日本コカコーラが今まで通していた姿勢を変えたのはなぜなのでしょうか?

その裏には2つの背景があります。

1つ目は、缶コーヒー市場の市場縮小です。最近はどのコンビニでもレジ付近で見かける「淹れたてコーヒー」の市場急拡大に伴い、缶コーヒーの市場は検証傾向にあります。

※参考:exiteニュース/BOSSが首位ジョージアを猛追の缶コーヒー市場 増税でも火花

2つ目は、ライバルであるサントリー「ボス」ブランドの猛追です。缶コーヒー市場のシェアは1位が日本コカコーラの「ジョージア」で2位はサントリーの「ボス」。その差は年々縮まってきており、かろうじてジョージアが勝っている苦しい状況です。さらに「ボス」はセブン&アイと共同企画した商品群を売り出しており、ジョージアの出荷数量が昨年2%減少に対してボスは昨年6%上昇という状況です(飲料総研調査)。

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引用:サントリープレミアムボス

このような背景の中で日本コカコーラは姿勢を変え、自社商品に他社ブランドを付けて多少のブランドイメージ低下リスクをのんででも、巨大流通のパワーを活かして売り上げアップへつなげようという決断をした訳です。それだけ、ジョージアはボスに苦戦しているということでしょう。

 セブン&アイにとっては大バンザイ?

この決断は、セブン&アイにとっては大バンザイと言えるかもしれません。なぜならセブン&アイの戦略姿勢は、各業界の大手と組んで魅力ある商品を開発・販売することで競争力を高く保とうとするものだからです。その為、セブン&アイにとっては業界2位のボスから業界1位のジョージアに鞍替えするようなものです。

とはいえ、今までセブン&アイとボスが組んで各種商品群を販売してきた累積がある訳ですから、競争面でジョージアにとってメリットが出るまでには多少時間がかかるでしょう。

ジョージア-ボス競争から学ぶ、仕事に対する柔軟な姿勢

以上を総観してみると、缶コーヒーという市場が苦しくなりメーカーが苦戦している中で、メーカーよりも商品を消費者に届ける流通側の力関係が強くなっていることが分かります。メーカーが妥協して、従来の自社のやり方を曲げてでも、流通の協力を求めています。市場の状況に応じて広い視野を持って柔軟に対処することで各社奮闘している様が見て取れる記事だと感じました。

普段、私たちが仕事をしている中でも、自分なりの過去の経験則や成功体験等から通してきたやり方がいろいろとあると思いますが、それは仕事の状況や内容が今までと同じだから機能するものだと思います。ひとたび状況が変われば、途端に通用しなくなり、効率が悪くなったりします。そして新しいやり方や考え方へ舵をとることが求められます。

重要なことは、その「周りの変化」や「今、真に求められていること」にアンテナを張って敏感になり、いつでも変化に対応できるように柔軟で謙虚な姿勢を意識することだと思います。

「まず変化に気づけること」そのためにも、自分の仕事に一杯一杯になっていないで、普段から社内で流れる情報に耳を傾けたり、周りのメンバーと積極的にコミュニケーションとったり、ニュースを読んで行く必要があると思います。

以上、ジョージア-ボス競争から学ぶ、仕事に対する柔軟な姿勢についてでした。

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