日経新聞11月3日
【概要】
ソフトバンクモバイルは、来春にかけてグーグルOS「アンドロイド」を搭載したスマートフォンの品揃えを大幅拡充する。
【解釈】
ソフトバンクはiphoneで国内スマートフォン市場をおさえています。追い上げを図るドコモやKDDIのスマートフォンはグーグルのソース無償公開OS「アンドロイド」を採用しており、今後アンドロイド携帯の需要も増えていく見通しです。
「OS別シェアで、アンドロイドはiphoneのiOSを超える見方が一般的」とも言われており、アンドロイドへの注目が高まっている状況です。
そこで追い上げられつつあるソフトバンクはiphoneだけでなくアンドロイド携帯にも注力することで、両刀使いで他社の追い上げに対抗し、スマートフォン市場のトップを維持していくということだと思います。
ソフトバンクはiphoneの実質独占販売状態(独占販売契約をしているわけではない)になっており、iphone販売を通じて、国内スマートフォン市場を大きく拡大させた。そのため他社よりもスマートフォンの扱いには詳しいはず。その他社にはない強みをアンドロイド携帯販売にも活かすことで、なおさら有利になるのではないでしょうか。