リッチなのに安い高速バス

日経新聞2月19日

高速バス

【概要】
 同じ区間なら、新幹線よりも安く済む高速バスだが、その分乗車時間は長くなる。そんな時間を映画を見ながら過ごせるバスが登場。

 ツアーバスのウィラートラベル(大阪市)が3路線で導入したシート「シアター」は各座席に液晶画面を搭載されている。映画4作品のほか、ゲーム15種類や独自の音楽番組等のコンテンツを顧客が操作しながら自由に楽しめる。

 運賃は東京-名古屋で片道3600円。これは従来料金と同じである。

【解釈】
 私自身も、就活をやっていたときによく高速バスを利用していたので分かるが、長い乗車時間は時につらいものである。隣の人が大柄の人だったり、近くにうるさい人がいたり。夕方の乗車であれば、一日の疲れがどっとでるし、楽に動けない車内は、はっきり言って、時にはかなり苦痛に感じることがある。

 おそらく、競合他社も多く客の取り合い合戦が激しいのではないかと思う。そこで、「シアター」シートを車内の一部に導入することで、「あそこの会社は凄いぞ!(会社のイメージアップ)」「自分もシアターシートに乗りたい(他社サービスからの乗り換え)」と感じさせ、乗車率を上げようとするのだと思う。

 高速バスは、(私が乗っていて思ったことは)客が何人乗車していようと、運搬コスト(ガソリン代、高速道路代、人件費など)は同じである。つまり、そのなかでどれだけ沢山の顧客をさせられるかに利益率は左右させる。
 このような中で、乗車率を上げるための旗印として、シアターシートを導入したのではないだろうか?
 

【問題】
・ウィラートラベルがサービスを始めた本当に理由、目的は何か?
・他社の高速バスサービスでは集客のためにどんな工夫をしていると予想できるか?

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