Z会が幼児向け通信添削をスタート

日経新聞11月28日

こんにちは。
何日か前にZ会の記事を書きましたが、また気になるニュースを発見したので、ご紹介します。

【概要】
      z
・通信添削大手のZ会は2010年度から幼児向けの通信添削教育を始める。
・少子化で経営環境が厳しくなる中、大学受験に強みをもつZ会の教材に幼いころから親しんでもらい、将来の会員増につなげる。
・「Z会幼児コース」は、毎月子供1人で取り組む教材や親子で取り組む教材、保護者向け解説書・情報誌と添削教材の4種類を受講者に送る。教材テーマには「なかま」「みず」などがある。料金は月額3000円。

【解釈】
私は中学生のころ、小学生のころ赤ペン先生で有名な「学研」という通信添削をやっていました。覚えている方もいるかもしれませんが「まだかなまだかな~学研の~おばちゃんまだかな~」というCMのやつです。その中の「科学」という教材には、毎月「ふろく」として簡単な実験キットがついてくるんですが、それをいじるが楽しかったんです。勉強ではなく遊びという感じでした。今回のZ会の幼児コースも、似たようなものではないかとイメージしています。

中学高校の通信添削は、おそらく多くの子供が、友達の話やDMを見て自分から「これやりたい」といって親にお願いするという流れだと思います。しかし幼児の場合はそういうことはなさそうなので、どうやって親に興味を持ってもらうかが大事だと思います。つまり、幼児コースの顧客は「親」と考えるべきでしょう。

集客は難しいと思います。受験コースのような必要性は感じにくいものだし、幼児教育にお金をかけられるのはある程度、可処分所得の多い(給料の多い)家庭に限られると思います。

そうなると、ターゲットは「中流階級以上の中金持ち家庭の親で、なおかつ幼児教育に対して興味があり少しくらいはお金をかけられる。でも天才育成幼児教室のような本格的なところに通わせるほどのお金も興味もない」そんな感じの人がターゲットになると思います。

回答をどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です