富士通のクラウドを利用したオフィス向け新サービス

日経新聞12月26日

おはようございます。
もう年末で、今年も残り1週間を切りましたね。
いそがしやいそがしや。

記事はクラウド関連の記事です。
IT業界にいる人にとっては重要なニュースかと思います。

【概要】
   富士通の新サービスの仕組み

・富士通はオフィスで使うIT機器(PC、複合機、プリンター、サーバ、携帯電話など)とソフトウェアを一緒に提供する新サービスを2010年1月に始める。
・「クラウドコンピューティング」を応用し、顧客企業側は月額料金を払うことで機器やソフトをレンタルできる。機器を資産として持たずに済む上、機器の購入コストを省ける。また、機器の運用から廃棄に至るまでの総費用を2割り程削減できるサービスとのこと。
・富士通はITサービスの中核事業に育てる考えだ。

【解釈】
2010年1月からということは、スタートはもうまじかである。そして富士通は、このサービスをITサービスの中核事業に育てる意気込みもあり、業界への影響も多いそうだ。

このサービスは、一言でいえば「レンタル」だと思うので、顧客にとってのメリットとしては・・・
①これから創業するベンチャー企業にとっては初期投資が削減できるためビジネスを始めやすいということになるし、
②すでに参入していて機器の耐用年数が迫っている企業にとっては、機器を一新することコスト削減できるチャンスである。また、仮に企業が倒産してもレンタルを解除するだけで済む。

サービスを一言で言うと[機器のレンタル]+[関連ソフトのクラウド契約]ということだと思うが、インフラのレンタルといったところでしょうか。そうなると、このサービスが広まることはやはり業界への影響は大きい。
このサービスの普及は、ますますクラウド志向を推進していくものである。システム開発企業はますます苦しい状況になるだろう。

おそらく富士通は、クラウドコンピューティングの流れをどんどん盛り上げつつクラウド関連ビジネスを展開していくことで、クラウドについていけないビジネスを行うライバル企業をどんどん窮地に追い込んで行こうという考えかもしれない。

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