スマート化する新興国の消費者・・・

日経新聞090719より

【概要】

今期、連結で2期連続の最終赤字となる見通しのパナソニックだが、その大坪文雄社長は新興国を強く意識していた。

大坪社長が狙う「世界」は、欧米から、中国・インドなどの新興国へと変わってきた。(なぜなら、不況で欧米市場は大幅に収縮したからだ。)

その新興国の消費者は、近年スマート化してきているという。例えば・・・。
・安くても型遅れの商品には満足しない。
・不必要な機能が付いた割高な「先進国仕様」へのあこがれはない。
・インターネットの普及により情報格差(時差)はゼロ。

赤字パナソニックの復活は、新興国と環境車市場に託されているという。

【私見】

新興国市場を攻略する上で、現地消費者のニーズを的確につかむことは当然重要だと思うし、その重要性も増してきていると思うが、記事の中で日本と新興国との独特の「ニーズ感」の違いを感じた。

例えば、
「中国では洗濯機を買っても脱水しかしない人もいる」とか
「農村部には洗濯機で野菜を洗う習慣がある」とか(笑)
「車のワイパーは一本でもいい」とか。

なんというか、日本と比べるとやはり「大雑把」という印象がある。

日本では当たり前のようにこだわってきた部分が、新興国ではどうでもよかったりするということがたくさんありそうだ。

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