日経新聞11月13日より
こんにちは!
今回は、「おぉ~ いい!」と感じたサービスについての記事です。
【概要】
・子供服大手のナルミヤ・インターナショナルは、同社製の服を持つ人向けにこんな加工サービスを始めた。
・子供が成長し、タンスに眠っている服を小さなTシャツに仕立て直し、クマのぬいぐるみに着せて部屋に飾れるようにする。
・「おめかしベア」と名付けたこのサービスは、送料のほか、料金5250円がかかるが、「棄てられなかったお気に入りの服が生かせる」と、すでに約100件の申し込みがあるという。
・限定5000個で11月末まで受け付ける期間限定だが、好評なら期間延長も検討する。
【解釈】
これはウケル!と思った。
「今は息子は大きくなったが、押し入れにある子供服は残しておきたい」という思いは、多くの母親が持っていると思う。それにこういうことなら、原価が安い割に、高価格で売れるだろうから、利益幅も大きいと思う。
このビジネスモデルを長く続けるなら、ヒットを狙うよりも、「長く細く安定的に」というスタンスが重要ではないだろうか。
又、このニュースを見て、他社が似たようなビジネスを始めるような気もする。「もう着られない子供服の再活用」に関するビジネスである。子供服は多くの思い出が詰まったものなので、活用の仕方・視点さえよければ、本当に喜ばれるサービスになると思う。
いま思いつくアイデアとしては、布(子ども服)のティッシュケースとかは、年配の顧客に受けそうだ。お手玉なら、新しく生まれた子供のおもちゃとして、年配の方とかに購入されるかもしれない。
「何に作りかえるか」という商品アイデアをたくさんHPに書いておいて、顧客はそれを選んで、それに必要な分の子供服を一括配送し、1~2ヶ月後に家に届く、という流れだろうか。
面白いビジネスだと思う。