日経新聞12月23日
【概要】
・シャープは折り曲げたりたためたりする高効率の化合物太陽電池を開発した。
・光を電力に変える変換効率は世界最高水準の36%前後になる見通し。
・厚さを20マイクロメートル以下にすることで曲げても割れない構造を実現。
・今後、人工衛星などの実用化に向けた生産技術の確立を進める。
【解釈】
面白い新技術が開発されたなと思う。
太陽電池の画像を探していたら、今や太陽電池内蔵携帯なんてのも発見。今後も様々な場面で太陽電池が活躍しそうな気がする。
最近のホットな話題として、新興国を視野に入れた電池ビジネスがあるが、それらも見越して、高効率な太陽電池を開発しようと、各社が開発競争を展開しているかもしれない。
以前の記事にも書いたが、こういった技術的なことであれば、シャープといった大企業でなくても、中小企業であっても勝負できる可能性がある。
どれだけ早く有用な技術を開発し、どれだけ早くシェアを獲得できるかで、今後長期間の(新興国市場も含めた)市場での活躍度が決まるだろう。