日経ビジネス2009年11月9日号から、
「今こそ起業資本主義」というテーマで16ページの特集が組まれていたが、その中で面白かった1ページにフォーカスしてみました。
【概要】
・2006年のライブドアショック事件以降、日本のベンチャーは活力を失った。成長よりも居心地の良さに安住する若手経営者の台頭。社会に閉そく感が漂うこの国にあって、企業家たちはどこへ行く(リード部分コピペ)
・ライブドア事件以降、新興企業の不祥事が続いたことから、「目立つのは得策でない」とある経営者は言う。そこで浮かび上がってきた今時の起業家は、成長と上昇を志向した肉食系とは対極の草食系である。
・草食系起業家の特徴(写真左):
30代独身。東大卒や留学、大手企業勤務の経験者多し。業種はiPhone用ソフト開発など。モノ、カネ、異性に関心低い。地味オシャレ。
・肉食系起業家の特徴(写真右):
社長は40代以上のチョイワル風で、今やヒルズ族がその代表。業種は人材系、不動産、ITが多い。青春をバブルのど真ん中ですごし、消費性向は高い。六本木で高級外車を乗り回していた。
【解釈】
まず、載っていた写真が面白い。うまい(笑)。
草食系起業家が増えたのは、ライブドア事件がどうとか、そういうことではなく、単純に草食系の若者
が増えてきたからだと思う。 あと、草食系の説明で、あたかも草食系は成長・上昇思考が薄いような感じだったが、そもそもそれで起業する人は少ないと思うので、ちょっと語弊がある。
たぶん、以前は「社長は奥さんいるくせにいろんな美女はべらかして外車乗り回して・・・」とかいう批判もたくさん出ていたかもしれないが、今や「昔みたいながつがつした若者が少なくてつまらん」とかいう意見も出てくるのだろう。
ただ、時代が変わればこういうことも変わっていっていいと思うし、そうならざる追えないと思う。
「~系が良い・悪い」というのではなくて、それぞれが新しい時代を作る役割を担っているのだと思う。
「社長・起業家はこうあるべきだ」という先人の考えも非常に大事だが、これからはもっと個性的で多種多様な起業家像がでてきそうで、楽しみだ☆
つまりこんな感じ?
「草食系でいいのか?」
↓
「草食系だって面白くない?」
回答
草食系起業家が増殖中
国内の新規上場急減、31年ぶり低水準 09年19社との事。
今上場してもメリットあまりないですものね。
変な上場企業も多かったですがあまり締め付けすぎると
活気自体なくなってしまう。。難しいところです。
そんな世相を反映してか最近草食系男子ならぬ、草食系起業家…