自分史自動作成サービスの想定ターゲットはだれか?

日経新聞2011年11月2日

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デジタルガレージは、米ベンチャーのメモレーンと提携し、フェイスブックやツイッターなど異なるソーシャルメディアに投稿した情報(文章、写真、動画)を半永久的に保存できるサービスを始める。時系列で保存し、年月日やキーワードで検索できる「自分史」サービスとして利用者拡大を目指す。
当初はフェイスブックやツイッターのほか、YouTubeや位置情報サービスのフォースクエアと連携。

ソーシャルメディアはリアルタイムの情報共有に主眼が置かれがちだったが、内容をまとめて保管するニーズは高いとみている。

→自分史自動作成サービスの想定ターゲットはだれか?

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⇒情報感度の高い一部の一般消費者。又はソーシャルメディアマーケティングに積極的な企業

サービスを利用する理由・目的から考えてみたい。
まずは記事でも言われているように「日記用」「自分史用」など、自分で自分の過去を振り返ってみたいという興味を叶えるという点がある。この点でいえば、“日常的”に“複数”のソーシャルメディアを活用している人が対象となる。そうでないと、そもそも保存する情報がないからだ。
記事になかった用途として、ビジネス利用もありうる。企業や個人ネット事業家が様々なメディアに自社PRのつもりで情報を載せていく中で、いつどんな情報を発信したのか次第に分からなくなってくる。もし一元的に把握できれば、複数のソーシャルメディアにログインする手間を省いて発信情報を把握できる。facebookが社会インフラになりつつある現在において、いち早くfacebook等を使ったソーシャルメディアマーケティングに取り組んでいる企業にとっては、使えるツールとなるかもしれない。

また、自分自信にとっては、facebookは利用しているものの、しばらくこのサービスの魅力は感じられないと思う。ただ、今後もソーシャルメディアが増加し、一般人に広まっていくことを考えると、これはあくまで将来を見据えた上でのサービスであり、次の1手2手をだす前の、試験的な布石かもしれない。

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