<国内全クレジットカードのIC対応化>
クレジットカード各社は国内で発行されている全てのカードを、東京オリンピックが開かれる2020年までにICチップ搭載型に切り替える。国内で使われているクレジットカードは情報抜き取りのされやすい「磁気ストライプ」型が4割弱、よい安全性の高い「磁気ストライプとICチップの両方搭載型」が6割強。だが、ICチップ型カードが増えても店側の読み取り端末でIC対応型が増えなければ、カードの不正利用は減少させることができない。
最大シェアの米ビザは加盟店が店頭で使うカード読み取り端末について、IC対応型の端末を普及させる為に、IC未対応読み取り端末で発生した不正被害は加盟店側で負担させる仕組みに変更する。クレジットカードのIC型化を浸透させるため、クレジットカード各社の他、経済産業省も小売店側に読み取り端末の切り替えを促す。
問
1)より多くの加盟店により早くIC対応型の読み取り端末に切り替えてもらう上で、切り替えを拒む・または遅れがちになりそうな加盟店はどのような特徴があるか?
2)上記のような加盟店にスムーズに切り替えてもらうためにはどのような工夫が必要か?