情報商材購入者用SNSを作る際のキモは何か?

参考:日経新聞2011年1月8日

今日のお題
mixi、フェースブック等の「ソーシャルメディア」が大きな力を持つようになり、企業がマーケティングの手段として注目している。
1つのソーシャルメディアが強力な動員力を長期間維持するのは難しい。猛烈なスピードで利用者を増やすことができる反面、進化のスピードと方向性を間違えると、利用者から予想外の反発を受けることもソーシャルメディアの1つの特徴。
2000万人の会員を持つmixiも「友人」登録機能をついかしたところ、この機能に反対するコミュニティーが立ち上がるほどになり、mixiはサイト上で「皆さんに大変ご迷惑をおかけしました。」と謝罪するに至った。

→企業がソーシャルメディアをビジネスに生かす際に気を付けることは?

Think!
本格的な議論やより「正しい」意見は、素人の私1人で考えて出てくるものではないと思うので、自分の経験から考えてみたいと思います。

「情報商材」を購入すると、そのフォロー&購入者コミュニティーサイトとして専用SNSが用意されているのをよく見ます。自分も購入者用SNSに2つ登録しています。ただ、あまり使っていませんし、登録しているだけの人が大多数のようです。「このSNS、販売者の期待通りには機能してないな」と感じました。

日経には「猛烈なスピードで会員数を得られる・・」と書いてありましたが、ソーシャルメディアを「商材購入者用SNS」として利用するならば、考え方も変わってきます。

会員数事前にどんどん増えていくのではなく、商材の購入者数=会員数です。自動的に登録されるので、「SNSに登録したくて会員になりました」という人が少ないということになります。なので、商材購入者用SNSとして使うなら、まず注意・興味を引く所から始める必要があると思います。
AIDMAモデルなどで考えると、通常は注意(A)をひいて、興味(I)を持って・・・と次の段階に進んでいくことでサービスを手に入れることになりますが、商材購入者用SNSであれば、「登録」ありきなので、AIDMAのI(興味)又はD(欲求)を押さえることから考えなければならないと思います。(※SNSの存在は商材購入時に知らされてあるのですくなくとも“注意”は問題ないでしょう。)

そこが抑えられていれば、自分みたいに「あまり使ってない」事も少なくなり、購入者のフォローややる気を上げるためのコミュニティーとして十分機能していくのではないでしょうか。

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