日経新聞090725より
【概要】
米国のコーヒーチェーン大手スターバックスが、インドに進出する。売上高の75%を占める米国内で既存店ベースの前年割れが続く中、将来は人口で中国を抜くとみられるインドの開拓を目指す。 ちなみに有力な新興国では、中国、ブラジル、ロシアにはすでに進出している。
【私見】
つい先日、サントリーとキリンの経営統合のニュースが報じられたが、やはり先進国内での競争は、相当激しくなっているのであろう。多くの業界において、持続的な成長をしていくための戦略として、新興国への進出は無視できないと改めて感じた。新興国をどう攻略していくのか。先進国による新たな「パイの奪い合い」には注目だ。先進国による、新興国市場の奪い合いやコントロールが激化していけば、また新たな問題も生じてきそうだ。先進国の企業たちは、自身の成長のために、新興国市場を恰好のエサとして群がるが、新興国は、それを受け入れるがままではなく、うまく対応していかなければ、その国の文化まで食われ、刷新されてしまうのではないかと感じた。
【Trivia】
新型インフル
国内での感染患者が5000人を超えた。収束し始めると予想された夏にも拡大を続けている。
ベビーカーランニング
ランニングブームが続く現在、見ているだけで心配な老人ランナーや、朝帰り風のギャルランナーなど、ブームの加熱ぶりがうかがえる。そんな中、新手のランナーが「ベビーカーランニング」だ。 そもそも、1980年代に米国のあるパパが、ベビーカーと一緒に市民マラソンに出場し、メディアに紹介されて全米に広まったのがはじまり。現在、ランニング向けに開発されたベビーカーも発売されている。