スマホで家電を遠隔操作したい場面はどんな時か?

日経新聞2011年10月24日

今日のお題
ネット関連サービスを手掛けるグラモは、スマホを使って家電を遠隔操作できるサービスを本格展開する。

使い方としては、自宅にグラモが販売する”iRemocon(アイリモコン)”を設置し(ちなみに25600円)、ユーザーのスマホに専用アプリをインストールすれば使える。
使い道としては、(赤外線を使ったリモコンで動く家電のみ対象)
・TVリモコン
・真冬に自宅に帰る前に暖房スイッチを入れる
・長期間自宅を空ける時、防犯のいいで照明をつけたり消したりする
等がある。
店頭販売のほか、建売住宅にアイリモコンを標準装備して販売する予定。

→このサービスが長く売れ続けるためには?

Think!

アイリモコンの価格が2万円以上と聞いて、まずTVリモコン程度の用途では買わないと感じた。タイマー式でスイッチを切ったり入れたりするのであれば、既に多くの商品が出回っているが、この商品のポイントは、あくまで「自分が操作する」ことにあるのではと思う。
「遠隔操作」という技術と自分が操作するという「アナログ性」をどう生かすか、提案できるか次第だと思う。
何か条件を満たした時にスイッチがオンオフされるだけならば、デジタルモノで間に合ってしまう。そう考えると、記事に合った「防犯の為に照明つけたり消したりする」ための商品としては微妙だ。

単品販売では、なかなか魅力が伝わりにくいと思う分、住宅メーカと組むことは、絶大なメリットだし、そのようにしてBtoBに販売できるかがほぼすべてではないかと思う。言い方は悪いが、寄生することで生き残っていくタイプのサービスだと思う。

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