日経新聞090827 より
【概要】
自動車各社が最適な生産体制づくりに動き出した。トヨタ自動車は世界生産能力の1割に当たる100万台の削減と並行し、売れすぎ車種への集中や生産現場の効率化にも取り組む。日産やホンダも減産に加え、海外への生産移管を進める考えだ。
トヨタは、今までの総花的な商品戦略を改め、地域ごとに売れ筋車に絞っていく方針。
【私見】
トヨタの「総花的商品戦略」(=何でもそろってますよ的な戦略)から「地域ごとの絞りこみ戦略」に変えるというのは、自然流れであろう。車が売れなくなるにつれて、ますます選択と集中が進められているという感じだ。
【Trivia】
商品版CFD
コントラクト・フォー・ディファレンス。反対売買の差額の金額だけで決済する取引手法。FXのように証拠金だけで下での何倍もの取引ができる。最近、商品取引会社がCFDの取引手法に相次いで参入している。