日本でのIT技術者をもっとヒーロー化していこう!

日経新聞2011年12月30日

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ITの発展によって社会の発展や企業の経営も変化している。
だが、カリフォルニア大バークレー校名誉教授のロバート・コール氏は、日本企業のIT活用について以下のように苦言を呈す。

「ソフトを業務効率化やコスト削減の為の補助的手段と見る考えが残るのは残念」
「ソフトこそが中核技術」
「日本は強みであるモノづくりにこだわるあまり、世界の潮流を見失っていないか」
「ソフトを軽視したモノづくり回帰は非現実的な選択肢だ」

また、日本企業のIT活用での課題は何かという質問に対しては、次のように答えている。
「人材育成だ。日本は世界につようする技術者の層が薄く、経営者の理解もかけている。」
「日本企業ではソフト開発部門や技術者への評価が相対的に低く、IT企業は下請けのように扱われている。」

→では日本でIT技術者の評価を高めるにはどうすればよいか?

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⇒国内での凄腕プログラマーをヒーローとして雑誌やコンテストなどで大々的に公表し、結果はTV等で全国放送する。
確かにアメリカと比べて日本ではプログラマーなどのIT技術者への評価は低いと感じる。書店でプログラミング関係のコーナーへ行くと、アメリカ人プログラマーの一部は、まるでヒーローのように紹介されている。こういった紹介のされ方をされていると、若い人は憧れるし、社会的にも尊敬される存在になりやすいと思う。

それに比べて日本でのプログラマーはあまり個人名が公表されず、湿った業界内で机の上でひたすら真面目にカタカタ仕事をしているようなイメージさえある(あくまで私見です)。そんなイメージを払しょくして、日本でも出版社やIT企業、政府が連携して凄腕プログラマーをヒーローのように紹介するようにすれば、日本におけるIT技術者への視線も高まり、憧れる人も増え、レベルも上がっていくのではないだろうか。

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