日経新聞11月24日
おはようございます。
今回はスケールのおおきな「水ビジネス」についての話題を軽く紹介します。
【概要】
・2025年、世界の水使用量は00年比で3割増え、世界人口の2/3が水不足に直面する。
・この難問を解決するには企業の力が必要だ。
・25年、世界の水ビジネス市場は05年比で8割増の約110超円という巨大産業になるとされる。
【解釈】
人口が今後どんどん増えていくのは、発展途上国であり、中でも中国が注目されている。
日本は技術力があるのでうまく切り込んでいけるのではという声もあるが、そううまくはいかなそうである。確かに日本は水に関するおもしろい技術は持ってはいるが、国の狭さや、現在のシェアなどの問題から、欧米のほうが強そうだ。
例えば、フランスのヴェオリア・ウォーターとGDFスエズという会社は「水メジャー」と呼ばれている。そして世界の2億5千万人にサービスを提供しており、これは民間水道の7割を占めている。
ビジネスとしてはものすごい規模に成長していくだろう。だから水ビジネスの仕組みの中で、ニッチな分野を見つけて他社にまねできない技術などを持つことができれば、この波に乗って大儲けすることができそうだ。