日経新聞090906より
【概要】
インターネット検索大手の米グーグルで、幹部社員の退社が続出している。中国トップも退社を表明し、米州地域の責任者も他社に移籍した。同社は、世界中から一級の人材を集めて急成長している。
独立心旺盛な人材が多いシリコンバレーでは、有能な頭脳の流出は大手各社が抱える共通の課題でもある。
【感想】
良い人財がどんどん流出していくのは、特にそれほど変わった出来事とは感じなかった。なぜなら、有能な人材ほど起業志向も強いだろうし、一か所にとどまらずにどんどん先へ進みたがる傾向にあると私は思うからだ。
ただ、今回のニュースのポイントは、「それが最近はやけに多い」という点だと思う。
なぜそうなのか?
それはたぶん、「不況だから」だと私は思う。私は大学院で経営を学びながら、よく次のようなことを聞きました。「不況の時こそ起業のチャンス。いいタイミングである。」
これは、不況の時ほど、失敗が怖いので、念入りに勉強・リサーチした上で起業するひとが多いということ。よっぽど勝てる自信がないと、不況の時に起業なんてしようと思わないわけだ。だからそこ、不況のときは企業件数は減っても成功率があまり低くないのだと思う。
そして、そういった時期に勝負に出る人というのは、おそらく①タダの馬鹿か、②非常に有能な人たちのどちらかだと思う。 グーグルには非常に有能な人たちが多いと思うので、この時期を狙って、アグレッシブに、ポジティブな理由で退社していく人が多いのだと思う。
グーグルにとっては踏ん張りどころだろうが、超一流の人財を集めてきた企業の弱みかもしれない。今まで以上に、「社員保持」のための福利厚生をより充実させるべきか(ちなみに、グーグルの福利厚生はすでに、日本企業では考えられくらいスバラシイ)。
回答
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