コンサルレポ第5回 開発プロジェクトをマネジメントするポイント

※このカテゴリ「コンサルレポート」は、某外資系経営コンサル会社幹部の方から教わった内容をまとめたものです。主に「組織」に関するテーマで書いています。
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第5回 開発プロジェクトをマネジメントするポイント

●開発プロジェクトをマネジメントするポイント
→いくつかのことをセットでやることが必要。

例えば「ガバナンス」「組織化」「動機づけ」に3つを行うことが必要。

ガバナンスとは?(他は省略)
→会社の中で開発したり、新規事業などをする際、同時に複数のことが進んでいくことになる。その複数のことを、全体として最も価値が高まるようにマネジメントすること。(しかも会社の方向性に合わせて)

ガバナンスを利かせるためには、次のようなことが必要
①「ポートフォリオマネジメント」
→定期的に開発プロジェクトのテーマ・将来性を見直して、優先順位をつけて、資源配分する。良いものは残して悪いものは切ること。

②「パイプラインマネジメント」
→開発のパイプラインの各段階で、次の段階へのGo-No Go(行くか行かないか)を決める。有望な物を残して有望じゃないものをはじいていくこと。
→これをやる時に必要なのは次のことを決めること
・誰がやるのか(意思決定の主体)
・どう決めるのか(決めるプロセスや、評価基準)

日本ではガバナンスを遅れている会社が多い。特にIT企業はできてない。(ベンダーにとってはうれしいことだが)