熱い。冷たいパンケーキ。

日経新聞2013年9月18日
『熱い。冷たいパンケーキ。』
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http://www.m-and-co.net/henryandcowell/newinfor/main_new.html


主旨

パンケーキが人気だ。福岡市天神大名地区は激戦区。その中にあるケーキ店「ヘンリー・アンド・カウエル」が販売する冷たいパンケーキは、常識を覆すめずらしさもあり、人気が冷めない。

焼き上がった後、-30度の冷凍庫で冷やし、冷たいカスタードクリームを挟む。ダブル(980円)とシングル(680円)があり、ソースはマンゴーとストロベリー。
9月末の期間限定で常時販売の熱いパンケーキと比べ売り上げは2倍。

Why?

最近は、コンビニ等でも、「ちょっとぜいたく」程度な高価格スイーツが良く売られている。そんなちょい贅沢なスイーツは世に多く出るようになったが、それらは1つ1つの素材を良いものにすることで実現しているケースが多いと感じている。だがTV等でそんなスイーツの誕生秘話のような映像を見ると、コスト面でもかなりの企業努力が求められていると感じた。

一方、パンケーキにように、シンプルに“熱い”→“冷たい”と意外性を加えるのはそう難しくはなさそうだし、その加工によって、今までの食品との違いもハッキリ出せ、違った価格帯で勝負できるのだと思う。
発想の転換で今までの土俵からでて、新たな土俵を作れば、一躍先駆者になる。
大企業の商品開発ならハードルが高いことでも、店舗独自であればチャレンジしやすい。これは小規模店舗だからこそできるチャレンジだろう。

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