理念重視のフェイスブックにじれる

日経新聞2012年8月14日


今日のTOPIC

『フェイスブック、成長の限界?
「利益より理念」じれる投資家』

Why?
モバイル利用者が増えたことで米国でのフェイスブック利用者は前年比10%増えたものの、モバイルは画面が小さく小さく広告閲覧に向かず、広告閲覧回数は2%減った。第2の収益源であるゲーム課金収入も3四半期連続で横ばい。

サンドバーグCOOは「収益化の取り組みは始まったばかり」と前向き。
マークザッカーバーグCEOは「金儲けの為にサービスを作っているのではない」「世の中をオープンにし、人々の結びつきを強める」と繰り返し、理念重視の姿勢をたもつ。

So What?
IPO時の大きな期待とは逆に株価低迷が続くフェイスブック、理念重視という経営姿勢が実際どの程度実態としてあるのかは不明。
現実にfacebookがビジネスや社会のインフラになりつつある、又は既になっている部分もあるため、今後急激な成長又は減退は考えにくい。既に社会に広く浸透しつつある為急激な成長はリスクが高く、浸透しているからこそ、その基盤を崩させないという力が働き、急な減退もないだろう。
投資家としてはfacebookは長期視点で観察していく必要がありそうだ。

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