日経新聞4月10日
【概要】
総務省は、クラウドコンピューティングの普及に向け、2011年春にも北海道か東北に特区を創設する。特区には国内最大級のデータセンターの構築を目指し、国内外の事業者を誘致する。最大でサーバー約10万台分のデータセンター構築を想定。
巨大な施設になるため、冷却に必要なエネルギーを節約できる北海道か東北を候補地にする。
【解釈】
クラウドという最先端の話題にもかかわらず「冷却に使うエネルギーを節約するために気温の低い地域を選ぶ」というアナログな部分がある事は面白いと思った。
クラウドの普及も含めて、今後更なるIT化が進むと、それだけサーバーの数も増える。そのサーバーをまとめて安置する場所がデータセンターで、その巨大な安置場所を、「特区」として新たに作ろうというものだと思う。