日経新聞1月26日
【概要】
「国の借金」の総額が2010年度末に過去最大の約973兆円に達する見通しとなった。これは1人当たりに換算すると、約763万円に上る。
「国の借金」の内訳は主に3つあり、「国債(*1)」、「借入金」、「政府短期証券(*2)」である。ちなみに09年度末見込みの国の借金は約900兆円であるため、一年で73兆円も増えることになる。急増する要因は、財源確保のために過去最大となる約44兆円の国債を新規発行することである。
ちなみに、国と家計の借金がリアルタイム(?)で表示される「借金時計」なるものを発見しました♪なかなか面白いです。
http://www.takarabe-hrj.co.jp/clock
【お勉強】
*1 国債
国が発行する債権。国債は発行時に償還期限と利率が定められており、購入者はこれに応じた利息を受け取ることができる。償還期限を迎えると、元金である国債の発行時の金額(額面額、または額面価格という)が支払われる。
*2 政府短期証券
日本政府が一時的に生じる資金不足を補うために発行する国債の一種で期間は60日と短い。