日経新聞1月22日
【概要】
・富士フィルムと米IBMは一巻の磁気テープに35テラバイトのデータを記録できる技術を共同開発した。記録容量を従来の約44倍に高めた。
・「クラウドコンピューティング」び基盤施設となるデータセンターでの利用を見込んでいる。
【解釈】
記録容量の増加は今後も続くだろうし、時間の問題のような気もする。逆に考えれば、さらにさらに記録容量が増えた時のことを前提したビジネスモデルを今のうちから用意するということもあり得ると思う。
次第に、データセンターなど利用しなくても、それ相当の記録容量を持つ機器を自社におくことだってできるようになるのではないだろうか。そうなると、データセンタービジネスの利用方法もかなり限られてくるし、データセンター市場は縮小してくると考えられる。
記録容量が限りなく「∞」に近づくことも、そう遠くないような気がする。そして、その技術をいち早く開発したものが、最大の恩恵を得られるように思う。