日経新聞10月28日号
今日は、私の興味分野のネット通販に関する記事。
でも「カタログ通販」となると未知の領域である[emoji:i-239]
【概要】
カタログ通販各社が、大型SC内に実店舗を構えた販売を強化してきている。
ニッセンホールディングスは、10月に初めての店舗を2点開業。
千趣会は関東地区での出店を始めた。
消費不振やネット通販の広がりによる競争激化から、カタログ通販の売り上げが減少傾向。
実際に手にとって品定めしたいというニーズにこたえるとともに、カタログ通販の新規顧客獲得を目指す。
【解釈】
カタログ通販大手が、ネットショップだけでなく実店舗を構えるというのは、新たな流れだと思う。
データからすると、ネット通販の市場規模はまだ拡大し続けているが、
カタログ通販の市場規模は減少に転じている。
実店舗を構えるのは、それによってネット通販と店舗販売による相乗効果が見込めるからと踏んだからであろう。
「実際に手にとって品定めしたい」というニーズが大きい商品ジャンルを中心に店舗に置くのだろう。実際に、ニッセンは、女性のL~10Lサイズの大きい衣服を店舗で販売するという。
カタログ通販企業の思惑は理解できるが、大型ショッピングセンター内に陣取って、はたして周囲の店舗と差別化できるのだろうか?店舗販売の経験知識が薄いと思うので、相乗効果うんぬん以前に、店舗販売での集客ができるかが気がかりである。