博報堂が工場見学を楽しくする!?

日経新聞12月1日

こんにちは。
一番上に「日経新聞12月1日」と書いてみて、「あ、もう12月に入ったのか」と思いました(笑)
師走(しわす)です。

【概要】
工場見学

・博報堂は、企業向けに工場見学の魅力を高める演出事業を始める。
・地域の生産拠点を家族連れなどで訪れる「産業観光」というものが人気を集めるなか、工場見学の内容を充実させるための手法を提案する。
・広告収入が伸び悩むなか、新たな収益源に育てる考え。
・想定ターゲット(プロデユース対象)は、食品や乗用車など消費財の生産拠点が中心。

【解釈】
不況などで最初にコスト削減される対象は「広告費」だそうである。つまり不況の現在は企業はあまり広告にお金をかけないため、広告代理店などは苦しい状況となる。電通や博報堂などの大手でも今は苦しいと聞く。

その中で博報堂が考えた新たに活路が、この「工場見学演出事業」である。ぱっと聞いてワクワクしてくる内容である。
確かに「工場見学」というものは最近、TVでも紹介されることがある。どこかのビール工場では「できたて生ビールがタダで飲める」そうである。それだけ工場見学というものが、重要視され、それ自体が強力な広告効果を持つようになってきたのかもしれない。

このニッチな分野を、よくビジネスチャンスとして見つけて事業化するに至ったと思う。さすがというか、博報堂のマーケのうまさを感じた。

これからは、工場見学というものが、単なる「工場の見学」ではなく、「工場での観光、遊び」といった顧客にとって新しい存在になっていくかもしれない。

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