今日のTOPIC
『消費はモノより行動型』
個人消費に占める年代別割合のうち、約45%が60歳以上のシニア層であり、
国内消費はシニア層が下支えしている。
なかでも、モノ消費よりもレジャーやエンターテイメントなどといった“コト消費”の支出割合が他世代と比べて高い。
なぜ?
1つにはシニア層の多くは既に退職しており時間を持て余している。その中で、実際に誰かとどこかに行き何かを体験する中で得られる「人とのつながり」や「健康効果」を求めていると考えられる。
そこから言えることは?
ダイレクトに「人とのつながり」に焦点を当ててみると真っ先にインターネットの活用が考えられる。
「誰かと楽しくおしゃべりしたい」と言った思い満たすうえで、スカイプ等のテレビ電話は非常に良いと思う。
一番の問題は「機械は難しそう」といった心理的な壁をいかに払拭するかである。
例えば従来若者が使っているテレビ電話と内容は同じでも、「説明書不要の、ボタンが少ししかないシニア向けケータイ」のようにパッケージの見た目や機能をよりシンプルで分かりやすくして、完全シニア向けのテレビ電話商品を作ってしまえばいいのではと思う。