日経新聞090903 より
【概要】
日本企業の間で、国際会計基準の前倒し採用を目指す動きが出てきた。
日本経団連は住商などを含む上場19社と共同で実務家で構成する準備会合を近くに立ち上げ、日本基準にない「包括利益」の開示方法など実務面の課題を整理する。
【感想】
あまり知らない分野だが、日経ビジネス09年8月31日号の特集でも国際会計基準について書かれており、「売上は版画んするが、利益は急増する」こともあると書かれていた。勉強不足なのでまだよく分からないが、ビジネススクールに通っている以上、触りだけでも勉強しておきたい。
【+α】
国際会計基準
ロンドンに本部を置く民間の国際会計基準委員会(IASB)がつくる会計基準で、米国基準、日本基準と並ぶ3大会計基準の一つ。 日本が2010年3月期から早期適用を認めているほか、
米国も受け入れの方針を固めており、世界的に基準の統一化が進んでいる。
包括利益
純利益に長期保有の有価証券の含み損益や、海外子会社を連結する際に円換算すると生じる差益・差損などを加えた利益指標。米国基準・国際基準では導入済みで、日本でも包括利益を導入する方向で議論が始まっている。
シルバーウィーク
今月の19・20・21・22・23日の5連休のことを、ゴールデンウィークではなく、「シルバーウィーク」と呼ぶらしい。